あれは、中2の頃だったか 憂は、親が居ないことを誰にも言っていなかった。 友達にさえ。 つまりは、あたししか知らなかった。 もちろん あたしは言ってない。 なのに、ある日 噂が出回った。 最初はあたしも憂も気付かなかった。 だから、いつものような他愛もない噂だと思い込んでいた。 …気付くのが遅すぎた。 あたし達が気付いたときには、既に学年中に広まっていた。