「私たち何気にデビュー12歳とかそこらだもん。今考えたらヤバいよね」
「だからさぁ、やっぱうちらのグループはロリペドターゲットだったんだって」
「まぁ日本人男性なんてほとんどロリコンだしね。性的消費されて生計立てれてるわけだしそれに甘んじなきゃ」
「終わりだろこの国」
長さ出しした綺麗なネイルを眺めながら、吐き捨てる夏葉ちゃん。
なんか、スイモニってもっとふわふわした子たちの集まりなのかと思ってたけど……さっきから意外と切れ味鋭いな。
流石、女子アイドル戦国時代を生き残ってきた猛者たちなだけある……なんて変な感心をしてしまいながら、口を開く。
「凄いですね。でもそんな年齢からキツかったでしょ」
「いや〜うん、キッツいね。可愛い路線の女子アイドルってさ、クソ疲れててもクソ苛ついててもきゅるきゅる笑顔保たなきゃいけないじゃん。それがマジ向いてなくって」
「この子握手会の態度悪すぎて一回炎上してたのよ」
「笑ってほしいならお前が笑わせろと言って炎上しました♡」
擦り切れてるな。でも、逆にそれくらい我が道を行くギャルメンタルの方が芸能界には向いてそう。
その破天荒さも含めてキャラになるし、何よりストレスを溜め込まないから病みづらそうだ。
