「ちなみに名前言っとくと、うち長谷川夏葉ね。スイモニの黄色」
「で、私が天羽茉白。名前通り白担当です」
ギャルの方が夏葉ちゃんで、垂れ目の方が茉白ちゃんっていうらしい。
名前は知らなかったけれど、そういえば明頼がオタ活してる時そんな名前が何回か出てきたかも、とぼんやり思い出す。
っていうか、そんなことより大先輩の背後で突っ伏して寝ていた無礼者にここまで感じよく接してくれるのありがたすぎる……。
罪悪感で縮こまりながら、私も遠慮がちに口を開く。
「エマプロ3期に参加してる榛名千歳っていいます……すみません、全然気づかなくって」
「そりゃ分かんないよね〜。まさか同い年だとは思わないもんね」
茉白ちゃんのその言葉通り、クラスメイトに先輩がいるなんて微塵も予想していなかった。
ましてやスイモニなんて結構前からいるイメージあったから、みんなもっと年上だろうと思い込んでしまっていたのだ。
まさか私と同い年のメンバーがいたとは……。
っていうか、だとしたら逆に、彼女たちがデビューしたのって一体何歳なんだ?単純計算で相当早かったことになるけど。
と、首を捻る私の心中を察したのか、茉白ちゃんが肩をすくめて続けた。
