暗闇の中、再び動き出す画面。
パッ、と映し出されたのは、鏡張りのレッスンスタジオを俯瞰で捉えた定点カメラの映像。
その中心では、翔、栄輔、遥風、そして千歳くんの四人が円を作るようにして床に腰を下ろしていた。
来たっ、初っ端から桜嵐チームッッ!!!
思わず身を乗り出すと同時に、カメラが切り替わって映し出されたのは──引き攣った笑顔を浮かべて口を開く栄輔。
『え、えーと、なんか案ある人〜……??』
『…………』
『…………』
『…………』
…………地獄の話し合いじゃないっすか。
え?え?え?どうした??何この殺伐とした空気?
千歳くんはクソ気まずそうにしてるし、遥風は激怖ヤンキーオーラの本領発揮で怖すぎるし、何よりグループメンバーを選定した張本人の天鷲翔様が、氷のような無表情で黙りこくってる。ナニゴト??
そんな放送事故一歩手前の恐怖空間の中で、栄輔と千歳くんが『これヤバいな』とでも言うように、チラチラ目配せを繰り返していた。二人とも、猛獣二匹に挟まれた小動物みたいで可哀想すぎる。
