「──若原清架が、小児性愛病」
葵から告げられた衝撃的な事実を飲み込めず、私は息を呑んでしばらく固まっていた。
芸能人の中には、異常な性癖を持つ人が多いとは聞いたことがあった。
やはり、芸能人ともなると、普通の恋愛には飽きていて。
だからこそ、さらなる刺激を求めて、アブノーマルなものに手を出す人が多いのだとか。
「そう。もともと、清架は歌手志望だった。けど、子役との共演機会が多いからって女優に転向して、子役に手を出しまくってて。……それでも本人も、流石にこのままじゃいずれ表沙汰になるって危機感を持ってたんだろうな。だから、自分の専属性欲処理係として、養子を取った」
「……自分で子供を産もうとは思わなかったんでしょうか」
「成人の夫を持つことすら嫌がったからな。あいつはそれくらい極端なペドだったんだよ。日本では法律的に養子を取るのには厳しいルールがあるから、清架は正規ルートを介さず、グレーな海外の組織から京を拾ってきたって噂。この時点でだいぶ戦犯だよな」
「……」
あまりに深刻な事実に、全身の血の気がさぁっと引いていく。
きっと、その『グレーな海外の組織』っていうのは、そこまで治安が良くないんだろう。
きっと法律なんかも適応されないし、虐待なんかが日常茶飯事の環境だったんじゃないんだろうか。
そんな場所からわざわざ拾ってきたのは、法律的な問題もあったんだろうけど──子どもを『依存させたかった』意図が少なからずあったんじゃないか、と思ってしまう。
逃げ場のないゴミ溜めにいた京に手を差し伸べ、恩を着せ、依存させる。
安全、衣食住、優しい言葉、そして愛。
それを全部、自分の欲望のために与えた。
そうして、逆らえないように仕上げたんだ……従順な玩具として。
葵から告げられた衝撃的な事実を飲み込めず、私は息を呑んでしばらく固まっていた。
芸能人の中には、異常な性癖を持つ人が多いとは聞いたことがあった。
やはり、芸能人ともなると、普通の恋愛には飽きていて。
だからこそ、さらなる刺激を求めて、アブノーマルなものに手を出す人が多いのだとか。
「そう。もともと、清架は歌手志望だった。けど、子役との共演機会が多いからって女優に転向して、子役に手を出しまくってて。……それでも本人も、流石にこのままじゃいずれ表沙汰になるって危機感を持ってたんだろうな。だから、自分の専属性欲処理係として、養子を取った」
「……自分で子供を産もうとは思わなかったんでしょうか」
「成人の夫を持つことすら嫌がったからな。あいつはそれくらい極端なペドだったんだよ。日本では法律的に養子を取るのには厳しいルールがあるから、清架は正規ルートを介さず、グレーな海外の組織から京を拾ってきたって噂。この時点でだいぶ戦犯だよな」
「……」
あまりに深刻な事実に、全身の血の気がさぁっと引いていく。
きっと、その『グレーな海外の組織』っていうのは、そこまで治安が良くないんだろう。
きっと法律なんかも適応されないし、虐待なんかが日常茶飯事の環境だったんじゃないんだろうか。
そんな場所からわざわざ拾ってきたのは、法律的な問題もあったんだろうけど──子どもを『依存させたかった』意図が少なからずあったんじゃないか、と思ってしまう。
逃げ場のないゴミ溜めにいた京に手を差し伸べ、恩を着せ、依存させる。
安全、衣食住、優しい言葉、そして愛。
それを全部、自分の欲望のために与えた。
そうして、逆らえないように仕上げたんだ……従順な玩具として。
