「客観的に見て俺の方が百倍は可愛いと思うんだけどな〜。ねぇ雪くん?」
「いや千歳だろ」
「はぁぁぁあ〜〜?!何それ?!お前も千歳のこと狙ってんの?!」
「ちげーよ。千歳を巡ったバケモノ大戦争に巻き込まれんのはごめんだわ」
鬼の形相で詰め寄られても、雪斗は涼しい表情を崩さずに淡々と返すだけ。
そんな双子のやり取りに、バケモノこと峰間京がニコニコ笑って首を突っ込む。
「でも、もし仮に千歳が雪斗のこと好きで、付き合ってほしいって言われたら付き合うでしょ?」
「当たり前にね」
「オッケーじゃあお前もう兎内家破門な!!二度と帰ってくんじゃねぇ!!!!」
即答する雪斗、荒れ狂う陽斗。
火に油を注ぐことが生きがいの峰間京はご満悦でけらけらと笑っていた。
