「普通のやつと〜、スイモニコラボの可愛いやつ。どっちが良い?」
「スイモニコラボォォォオ!!!!」
「「普通のやつで!!!!」」
明頼と双子でガッツリ意見が割れた。戦争の開幕だ。
「なんでスイモニ駄目なんだよ?!可愛いだろ?!」
「お前がスイモニ前にしたら必ず奇行をやらかすからに決まってんだろ!!」
「そんなことしたことねーよ?!」
「じゃあ今嵌め始めてるその手袋は何?!」
「え?わたくしめの汚い指紋が付いたらいけないと思って。さあお前らも履け」
「「そういうとこだよッ!!!」」
スイモニトランプを聖遺物か何かと思っている明頼、そんな後輩が恥ずかしくて仕方がない双子。
ギャーギャーとヒートアップしていく言い争いに、教室のあちこちから視線が突き刺さってくる。
うるさいし恥ずかしいしで気まずくて仕方がない。
居た堪れなくなった私は、なんとかして騒ぎを鎮めようと折衷案を提案する。
