その一方で霞はもう茉白ちゃんの連絡先云々より、私のアカウントと繋がっているメンツを確認することに必死になっているようで。
「なぁ、これジャクポの葵さんだろ?手早いから関わんのやめろ」
「俺男なのに?」
「あ……っ、……いや違うっ、あの人老若男女問わず食うバケモンなんだよ!!」
と、完全にテンパって問題発言をぶちかましてくる。
葵さん、とんでもない風評被害をばら撒かれてますが……。
ドン引き顔の女子組+陽斗、肩を震わせて笑う雪斗と明頼。
「確かにあの人公園でおばあちゃん口説いてたわ」と真顔でデマを上乗せしてくる京。
まぁ、葵の名誉失墜は一旦どうでもいいとして……今集中すべきは霞の方だ。
どうやら、私を無意識に私を女としてカウントしてしまうくらいには崩れかかっているらしい。
だったら、せっかくだしもう少しくらい攻めてもいけそう。
そう踏んだ私は、すぐに霞の前に置かれたペットボトルに手を伸ばした。
