「……朔羅。」
「ん?」
朔羅の顔を見ないで言った。
「私は、朔羅じゃないとやだ。」
「え?」
どういう意図があってあんなことを言ったのか分からないけど、隣にいるのは朔羅がいい。
自分が朔羅以外の誰かの隣に立っているという状況を想像できないし。
朔羅の隣に別の誰かが立っているのも嫌だ。
「だから、無理、しないでね?」
朔羅に笑顔を向けた。
朔羅は一瞬驚いた顔をしたあと、笑顔を向けてきた。
「……大丈夫ですよ。あなたはなにも心配しないでいいんです。ただ……」
そこで言葉を切って、さっきの悲しそうな顔になった。
「……ただ、いつか僕が全部話したとき、あなたが全部知ったときは、きっとそうは思えないですよ。」
「朔羅……?」
その言葉の真意は分からなかった。
「あなた、何を隠してるの……?」
朔羅は悲しい笑顔で誤魔化し、道の先を指差した。
「さぁ、咲良さん。着きましたよ、アクアリウム!」
「うわぁ……!」
思わず声が漏れる。
目の前には薄暗い空間が広がっていた。
薄暗くはあるけど、たくさんの水槽が置いてあって、そのひとつひとつがいろんな色でライトアップされている。
それが水に反射して、キラキラと輝いていた。
「綺麗……。」
朔羅が何を隠していても構わない。
きっとそれは、朔羅のためだけでなく、私のためでもあるから。
とりあえず今は、アクアリウムを全力で楽しもう!
「ねぇ朔羅!綺麗だね!」
「はい、とっても。」
朔羅の視線が水槽ではなく、私に向いていることに、私は気づかなかった。
「ん?」
朔羅の顔を見ないで言った。
「私は、朔羅じゃないとやだ。」
「え?」
どういう意図があってあんなことを言ったのか分からないけど、隣にいるのは朔羅がいい。
自分が朔羅以外の誰かの隣に立っているという状況を想像できないし。
朔羅の隣に別の誰かが立っているのも嫌だ。
「だから、無理、しないでね?」
朔羅に笑顔を向けた。
朔羅は一瞬驚いた顔をしたあと、笑顔を向けてきた。
「……大丈夫ですよ。あなたはなにも心配しないでいいんです。ただ……」
そこで言葉を切って、さっきの悲しそうな顔になった。
「……ただ、いつか僕が全部話したとき、あなたが全部知ったときは、きっとそうは思えないですよ。」
「朔羅……?」
その言葉の真意は分からなかった。
「あなた、何を隠してるの……?」
朔羅は悲しい笑顔で誤魔化し、道の先を指差した。
「さぁ、咲良さん。着きましたよ、アクアリウム!」
「うわぁ……!」
思わず声が漏れる。
目の前には薄暗い空間が広がっていた。
薄暗くはあるけど、たくさんの水槽が置いてあって、そのひとつひとつがいろんな色でライトアップされている。
それが水に反射して、キラキラと輝いていた。
「綺麗……。」
朔羅が何を隠していても構わない。
きっとそれは、朔羅のためだけでなく、私のためでもあるから。
とりあえず今は、アクアリウムを全力で楽しもう!
「ねぇ朔羅!綺麗だね!」
「はい、とっても。」
朔羅の視線が水槽ではなく、私に向いていることに、私は気づかなかった。

