~小糸~
やばいやばいやばい。
勢いで風里先輩に好きって言っちゃった…。
だって真面目な顔で「俺のこと好きじゃないの?」なんて言うから…。
「好き」以外の言葉がどうしたって出てこなかった。
そのまま走って逃げてきちゃったけど。
着いた結くんの家では、「なんか顔赤ぇぞ」と言われてしまった。
やっぱり!?
「は、走ったからだよ」
「そ」
でも、先輩はなんであんなこと言ったんだろう…。
あたし、好きなのバレバレだった?
まさか先輩もあたしのこと好きなんてこと…。
ないか…。
もしそうだったらあの時点で自分も好きって言うもんね…。
なんで言われたのかはよく分からないけど…。
結局脈なしのまま…。
まあいいか…。
好きって言っちゃったものは取り消せないし。
本当に好きだもん。
好きな人に好きだと言うのは生まれて初めて。
彼氏もいたことないし。
だけど好きって本人に言えるのって嬉しいかも!
なんか…自分を解放させてもらってるみたいな?
ちょっと甘えてるみたいな。
そんな気分。
結くんとノートを交換して、そのままついでにご飯もごちそうになった。
結くんとは幼稚園の頃からの仲良し。
家も近くで、小学校・中学校は毎日一緒に登校してた。
結くんは小さいときからお母さんがシングルマザーで、あたしの両親が離婚したときも色々話を聞いてくれてて。
ありがたい存在の幼馴染だ。
やばいやばいやばい。
勢いで風里先輩に好きって言っちゃった…。
だって真面目な顔で「俺のこと好きじゃないの?」なんて言うから…。
「好き」以外の言葉がどうしたって出てこなかった。
そのまま走って逃げてきちゃったけど。
着いた結くんの家では、「なんか顔赤ぇぞ」と言われてしまった。
やっぱり!?
「は、走ったからだよ」
「そ」
でも、先輩はなんであんなこと言ったんだろう…。
あたし、好きなのバレバレだった?
まさか先輩もあたしのこと好きなんてこと…。
ないか…。
もしそうだったらあの時点で自分も好きって言うもんね…。
なんで言われたのかはよく分からないけど…。
結局脈なしのまま…。
まあいいか…。
好きって言っちゃったものは取り消せないし。
本当に好きだもん。
好きな人に好きだと言うのは生まれて初めて。
彼氏もいたことないし。
だけど好きって本人に言えるのって嬉しいかも!
なんか…自分を解放させてもらってるみたいな?
ちょっと甘えてるみたいな。
そんな気分。
結くんとノートを交換して、そのままついでにご飯もごちそうになった。
結くんとは幼稚園の頃からの仲良し。
家も近くで、小学校・中学校は毎日一緒に登校してた。
結くんは小さいときからお母さんがシングルマザーで、あたしの両親が離婚したときも色々話を聞いてくれてて。
ありがたい存在の幼馴染だ。



