でも、九条と一緒に寝るのは結構好きだったりする。緊張もするけどそれ以上に安心するし落ち着く。それに、大切にされてるなーって実感するから心が満たされて、あたしの中で大好きがフワフワ溢れ出すあの感じが好き。なんかもう九条のことが好きすぎてヤバいかも。
「ねえ、九条」
「ん~?」
あたし達ってなんだかんだ似た者同士だから、言葉で好きって伝えたりするのが苦手っていうか、恥ずかしいから言えなかったりするけど、それでも九条はちゃんと行動で示してくれる。あたしはちゃんとそれができてるかって言われたら、きっとできてない。本当に素直じゃないし可愛げがない。
だから、たまにはちゃんと伝えたい。
「す……あ、ありがとう」
「あ?なにが~?」
「色々と」
「なんだそれ。お前いっつもかっつも俺に礼言ってね?ありがとうマンかよ」
「は?なにそれ、うっざ」
「ったく、冗談だっての~。なんでもかんでもありがとうって言えんの普通にスゴいんじゃね?俺には無理だね~」
違う違う、今はありがとうを伝えたいんじゃなくて好きだって伝えたいんだけどぉー。
逃げるな、七瀬舞。ちゃんと言いなさい、好きだって。好きな人にはちゃんと好きって伝えなきゃ。
「あ、あの!」
「んだよ、さっきから」
「す……すみません、ごめんなさい」
「ねえ、九条」
「ん~?」
あたし達ってなんだかんだ似た者同士だから、言葉で好きって伝えたりするのが苦手っていうか、恥ずかしいから言えなかったりするけど、それでも九条はちゃんと行動で示してくれる。あたしはちゃんとそれができてるかって言われたら、きっとできてない。本当に素直じゃないし可愛げがない。
だから、たまにはちゃんと伝えたい。
「す……あ、ありがとう」
「あ?なにが~?」
「色々と」
「なんだそれ。お前いっつもかっつも俺に礼言ってね?ありがとうマンかよ」
「は?なにそれ、うっざ」
「ったく、冗談だっての~。なんでもかんでもありがとうって言えんの普通にスゴいんじゃね?俺には無理だね~」
違う違う、今はありがとうを伝えたいんじゃなくて好きだって伝えたいんだけどぉー。
逃げるな、七瀬舞。ちゃんと言いなさい、好きだって。好きな人にはちゃんと好きって伝えなきゃ。
「あ、あの!」
「んだよ、さっきから」
「す……すみません、ごめんなさい」



