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「お前さ、男舐めすぎじゃね?」

「そんなことはないかと」

「ああ、そうかよ」

倉田篤史がわたしの頬を掴もうとした時だった。わたしと倉田篤史を勢いよくを引き離すのは亮くんで、ちゃっかり巨乳ガールもついて来てるし。ていうか、亮くんにその巨乳を押し当てるのやめてくれないかな。

「チッ。あーあ、萎えた。なにお前らデキてんの?」

「そう見えまっ」

「ありえません」

いや、あの、そんな否定しなくてもよくない?ちょっと傷つくんですけどー?

「ま、だよなぁ。この女見るからに尻軽そうだし、メガネ君には無理っしょ~。誰にでも股開くっ」

すると、なにがどう亮くんの逆鱗に触れたのか、わたしが止める隙すらもなく倉田篤史の胸ぐらをいきなり掴んで睨み付けてる。

ちょ、ちょちょちょ!待った待った!これは問題行動すぎるでしょ、どう考えても問題行動に含まれるよね!?ヤバいヤバい!

「すみませんすみません!あの、任務はちゃんと遂行しますのでどうかここは穏便に!ちょ、亮くん。先生にネチネチ言われるよ?ね、嫌でしょ?だからさ、ここはさ?穏便に……ね?」

亮くんの背中をベチベチ叩いてなんとか落ち着かせようと試みる。亮くんは我に返ったのか倉田篤史からパッと手を離して死ぬほど無表情になってる。

「しょーもな。どうでもいいけど俺をちゃんと守れよ、下っ端共が」

しょーもないセリフを吐き捨てて去っていく倉田篤史を冷ややかな目で見るわたしと亮くん。ちなみに巨乳女子はまたしれっと亮くんの腕にへばりついてる。それをなんとも思ってなさそうな顔で拒否もしない亮くんにも若干イラッとしつつ、わたしは無言でひっぺがした。