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「おい！それどういう意味だよ！ひっでぇな鳴海！」

「そうだよ！わたしだって別に警戒はしてたし！」

「オメェどの口が言ってんだ～？なんの躊躇いもなく『は～い！』とか言いながらしっぽブンブン振って出てきたの忘れたのかぁ？残念だったなぁ、愛しの鳴海く～んじゃなくて」

「センセイ、オネガイ、シンデ？」

玩具のナイフではなく本物の折り畳み式ナイフをポケットから取り出して、目にも止まらぬ速さで羽田野先生に襲いかかる白浜さん。

これで弱い……とは？

馬乗りになられてニヤニヤしている変態教師と、変態教師を絶対に殺るマンになっていて男の上に平気で跨がるという白浜さんの意識の低さにもイラッとしつつ、まずは危ないナイフを取り上げて白浜さんを変態教師の上から退かした後、この変態教師の顔面を踏みつけるという選択以外にない。