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『仲間で共犯者』この言葉が亮くんらしいというか優しすぎて、好きだなって気持ちが加速していく。

「おいー、僕を置いてきぼりにしてんぞー?2人とも。僕だって仲間で共犯者だっての。な?白浜」

「流星くん……亮くん……」

この2人の優しさがわたしの心を揺さぶって、脆くする。泣いたら迷惑だって分かってる、弱い女だなって思われるのも嫌だ。なのに、どうしようもなく涙が溢れてきちゃうの。

「泣くなよー!白浜~」

わたしの頭をワシャワシャ撫でる流星くんの手を無言真顔でペチペチと振り払った番犬みたいな亮くんに自然と笑みが零れる。泣いたり笑ったり忙しいな。

「うーん、やっぱあれだな。俺がもうちょい若けりゃなぁ、激しく慰めてヤったのっ……ぐはぁ!?」

先生を3人でボコボコにしたのは言うまでもない──。

「オメェら、俺を一体なんだと思ってんだ?」

「「「変態セクハラ教師」」」