櫻井君に褒められたのがよほど嬉しかったのか、綺麗な瞳をキラキラさせて私に感想を求めてくる……が、ぶっちゃけそれのなにが可愛いのか、私にはさっぱり分からない。春らしく桜をモチーフにしていると思いきや“呪”の文字と変なキャラクターが描かれている。『器用だな』とは思うが、それは可愛いのか?
「……いや、どうと言われましても。私にはよく分かりません、そういうことには疎いので」
私がそう言うと、一瞬だけ表情が曇った白浜さん。間違えなく私のせいだろう、気の利いたことなんて何一つ言えない。何をどう言えば正解だったのだろうか。今まで女性との関わりは極力避けてきた。苦手意識も勿論あったが、どう扱えばいいのか……それが分からなかった。ただそれだけの理由。
そんな私は男女問わず見た目が派手なタイプとは『きっと合わない。分かり合えないだろう』とそう決めつけて、なるべく関わらないように生きてきた。好き嫌いの話ではなく、先入観の話。だが、白浜さんを見ているとそんな感情は捨てるべきだと思わされる。それにこれから互いに背中を、命を預けることになる“仲間”だ。
歩み寄り、今までそんなことはしてこなかった。だが、こんな私に白浜さんは歩み寄ろうとしてくれている。私もそれに応える義務がある、まずは謝罪を……そう思い口を開こうとした時だった。先程の一瞬曇った表情は何処へやら、何事もなかったかのよう、すぐ笑顔に戻ってニコニコ微笑んでいる白浜さん。
「ああ、ははっ!そっかそっか~!ごめんね~?」
これが本当の笑みなのか、偽りの笑みなのか、それを見破る術を私は持ち合わせてなどいない。いや、正しくは出会ったばかりで“掴めない”と言ったほうが正しい。だから仕方ない、そう自身に言い聞かせる。
「うっわぁ~!!鳴海って女の子の気持ち分かんないタイプっしょ!?」
「……いや、どうと言われましても。私にはよく分かりません、そういうことには疎いので」
私がそう言うと、一瞬だけ表情が曇った白浜さん。間違えなく私のせいだろう、気の利いたことなんて何一つ言えない。何をどう言えば正解だったのだろうか。今まで女性との関わりは極力避けてきた。苦手意識も勿論あったが、どう扱えばいいのか……それが分からなかった。ただそれだけの理由。
そんな私は男女問わず見た目が派手なタイプとは『きっと合わない。分かり合えないだろう』とそう決めつけて、なるべく関わらないように生きてきた。好き嫌いの話ではなく、先入観の話。だが、白浜さんを見ているとそんな感情は捨てるべきだと思わされる。それにこれから互いに背中を、命を預けることになる“仲間”だ。
歩み寄り、今までそんなことはしてこなかった。だが、こんな私に白浜さんは歩み寄ろうとしてくれている。私もそれに応える義務がある、まずは謝罪を……そう思い口を開こうとした時だった。先程の一瞬曇った表情は何処へやら、何事もなかったかのよう、すぐ笑顔に戻ってニコニコ微笑んでいる白浜さん。
「ああ、ははっ!そっかそっか~!ごめんね~?」
これが本当の笑みなのか、偽りの笑みなのか、それを見破る術を私は持ち合わせてなどいない。いや、正しくは出会ったばかりで“掴めない”と言ったほうが正しい。だから仕方ない、そう自身に言い聞かせる。
「うっわぁ~!!鳴海って女の子の気持ち分かんないタイプっしょ!?」



