ヴァンパイアくんに愛されるのは危険すぎる!

「そういうセリフ……暁が言っちゃうんだね。」

「こうしなきゃ司君は納得しないと思って。……私だってこんなセリフ、ちょっと恥ずかしいんだよ。」

「……いつもそうだけど、俺よりイケメンっぽい事言うのやめて。」

「ふふっ、ごめんね?」

 笑いながらちゃんと謝り、私より真っ赤かもしれない司君の頭を撫でる。

 でも何故か、瞼を落とし不安な表情を見せる司君。

 それに不思議がっていると、ポツリとこんな言葉が聞こえてきた。

「だけど暁はハンターで、俺は監視対象。……そんな選択して、いいの?」

『暁の立場上、こういうのはダメだもんね。』

 前に告白された時も、似たような事を言っていた。

 司君からしたら色々気になる事があるんだろう。彼の過去を考えればそれは仕方ない。

 けど、これは私が自力で出した答え。私の気持ちだ。

 この気持ちは、誰にも邪魔されたくない。

「私は自分のやりたいようにやる。それこそ、望さんみたいなハンターになりたいから。」

 はっきりと、揺るがせるつもりのない覚悟を伝えてみせる。