足りないよ、白山くん。


…………っ

……恥ずかしい。


まっすぐ白山くんのことを見れない…




「……傷だらけ」


すると露出した肌にある多くの傷を見て、顔をしかめる。


多分、白山くんには下心とか全くなくて、本当に心配しているようだった。


そんな風に思われると、罪悪感が湧く。

……自傷行為なんてやらなきゃよかったな。



そんなことを考えていると、白山くんの顔が私の首元に。



「っー?!何して……」

「言ったでしょ。癒すって」


すると鎖骨あたりに柔らかいものが触れた感覚がした。


「ひぁっ……」


彼が何しているのかは見えない。

でもその感触ですぐに分かった。


く、唇……!肌に……触れて……っ



「ここ、結構傷跡残ってるから」


そう言って再び鎖骨に口付けする。