足りないよ、白山くん。



「一応保健委員なんで。診てただけですよ」


「ほんとかぁ?二人でコソコソとなんかしてたんじゃないのか……って白山は女子には興味無いもんな。変なことしてるわけないか。
クラスメイトのこと見てくれて助かる」



あ、あれ?全然疑ってなかった。

というか、疑うどころかめちゃくちゃ信頼してる?


不安そうな私を見て、あっきー先生は「あれは冗談、冗談」と笑っていた。



「あ、えっと帰りの会……」


「水野は出なくて大丈夫だ。ゆっくり準備してから教室に戻っていいぞ。白山はーー」



振り返って、後ろに立っている白山くんをみる。


いや、白山くんはただでさえ授業をサボってるんだから出た方が……



「水野のこと付き添ってくれ」



え、ええーー