足りないよ、白山くん。


……へ?



「……まだ寝足りないの?白山くん」


「だって帰りの会まで時間あるし」



散々さっきまで一緒に寝てたよね………

私的には早く教室に戻って、帰る準備したいんだけどなぁ。


白山くんは私とは違って、あんまり急いだりしないタイプなのかも。



「……わかった。あと10分だけ……でも」


言う事を聞かないとバラされると思って、寝るのは素直に受け入れた。


「今後、私の成績が落ちるようなお願いは言わないでね」


「なんで?」


「なんでって……」





「ーーまた傷、増える?」



っ……



なんで…そこまで分かるの……

なんで、そんなに核心をつくの…



白山くんは、私をどうしたいの……?