その声に聞き覚えがあった。
(明石 秀人だ……!)
今更何だろう?
(さっき怪我した文句でも言いに来たのかな……)
不安な気持ちで、玄関へ向かう。
顔を出すと、明石 秀人だけではなく、大谷 真昼もいた。
「えっ?」
と、戸惑っていると、
「これ、か、か、返しに来ました」
と、大谷 真昼が私の漫画原稿の束を差し出してきた。
「!」
「あ、あの、勝手にごめんなさい」
漫画原稿を無言で受け取ると、お母さんが明るい声で、
「寒いから、中に入ってもらったら?」
と、言ったけれど、
「あ、あの、大丈夫です。でも、ち、近くに公園があったんですけど、そこで少し話して来てもいいですか?」
と、大谷 真昼が尋ねた。
(え、嫌なんですけど)
警戒心が働いて、眉間にシワが寄る。
でもお母さんはそんなことはお構いなしで、私にコートを持たせて、
「いいよ、いいよ。行っておいで」
と、私の背中を押した。
(明石 秀人だ……!)
今更何だろう?
(さっき怪我した文句でも言いに来たのかな……)
不安な気持ちで、玄関へ向かう。
顔を出すと、明石 秀人だけではなく、大谷 真昼もいた。
「えっ?」
と、戸惑っていると、
「これ、か、か、返しに来ました」
と、大谷 真昼が私の漫画原稿の束を差し出してきた。
「!」
「あ、あの、勝手にごめんなさい」
漫画原稿を無言で受け取ると、お母さんが明るい声で、
「寒いから、中に入ってもらったら?」
と、言ったけれど、
「あ、あの、大丈夫です。でも、ち、近くに公園があったんですけど、そこで少し話して来てもいいですか?」
と、大谷 真昼が尋ねた。
(え、嫌なんですけど)
警戒心が働いて、眉間にシワが寄る。
でもお母さんはそんなことはお構いなしで、私にコートを持たせて、
「いいよ、いいよ。行っておいで」
と、私の背中を押した。



