私の使い魔である麒麟のアルモニを送らせて1週間が経ったが、いまだに報告はなし。
今メア家がどんな状況なのかも全くわからない。
レイからも連絡がないから、何もできずにいる私達。
他の6人は相変わらず情報収集をしている。
ちなみに、羅華の体調もよくなり今はいつも通り生活している。
やっぱり人間の体はもろいから、瑠璃華や私みたいな再生力はもたない。
仕方ないけどね。
「雨晴ー?」
「え、あ…何かしら」
今は昼休み、久しぶりにふたりで空き教室で食事をしてる。
ぼーっとしていて、真白に話しかけられても気がつかなかった。
こんなことなかなかないんだけど。
「最近上の空じゃない?何かあった?」
何かあったかと聞かれたら、もちろんいろんなことがあったけれど真白に話せることじゃない。
「何もないわ」
いつものように作り笑いでそう答える。
でも、真白は納得していないみたい。
「ふーん、誤魔化すんだ?」
「別に…真白に話せることじゃないからよ」
そう言って、私はそっぽを向いた。
真白はしばらくジーと私を見てから、口を開いた。
「僕を疑うのはもうやめたの?」
「え…?」
“疑う”…つまり、私が真白を警戒していたのがバレていたということ。
やっぱり真白は一般人じゃないかもしれない。
「ずっとわかってて、私達に近づいていたの?」
「さー、どうでしょう?まあ、僕は全部最初から気がついていたけどね。君がマフィアだってこともね」
真白はそう言って人差し指を私の唇に当てた。
そんなことよりも、マフィアだと気がつかれていたことに驚いている。
「貴方やっぱり真聖——」
「しー。それ以上、僕に踏み込まない方がいいよ?君も奴らに狙われる」
真白は私の言葉を遮って、耳元でそう言った。
奴ら?
一体真白はなんのことを言っているの?
なんとか言葉を出そうとするけど、何も出てこない。
それは、不思議なくらいの静寂が訪れたせいなのかもしれない。
その後真白は何も言わずに、教室から出て行ってしまった。
すると、すぐに体が動くようになった。
一体なんだったのか。
私には理解不能だった。
***
その日の夜会議が終わった後、私はみんなに話をしたいと言った。
そう、真白の言っていたあの言葉の意味を知りたかった。
「どうしたの〜?」
「えっと……その、任務が終わったわ」
「任務っていうと…真聖ノアのことがわかったってこと?」
私はツキのその言葉にゆっくりとうなずいた。
それを見て、みんなが顔を見合わせる。
「それってあの探偵一家のことだよね?誰だったの?」
「…真白斗亜よ。本人から聞いたから間違いない」
実際に口には出さなかったけど、彼はその視線で自分の存在を明かしてくれた。
なぜそうしたのか。
それはきっと、真白が言っていた“奴ら”となにかが関係あるのだろう。
「真白は自分に踏み込むな、奴らに狙われると言ったの。千智と紺凪は何か知ってる?」
親友のふたりなら何か知っていると期待したが、そんなわけがなかった。
だってふたりは、真白が探偵一家であることを知らなかったのだから。
「僕達にも分からないな…。そもそも、真聖家に何があったのかも公開されてないでしょ?」
そう、全てが未知の真聖家。
家族全員が謎の奇病で死亡したと言われており、一族の残りはいない。
そして、その事実は表社会は混乱を起こした。
いないとされていたその生き残りが、真白斗亜ということだろう。
彼のことも調べなければいけないかもしれない。
今メア家がどんな状況なのかも全くわからない。
レイからも連絡がないから、何もできずにいる私達。
他の6人は相変わらず情報収集をしている。
ちなみに、羅華の体調もよくなり今はいつも通り生活している。
やっぱり人間の体はもろいから、瑠璃華や私みたいな再生力はもたない。
仕方ないけどね。
「雨晴ー?」
「え、あ…何かしら」
今は昼休み、久しぶりにふたりで空き教室で食事をしてる。
ぼーっとしていて、真白に話しかけられても気がつかなかった。
こんなことなかなかないんだけど。
「最近上の空じゃない?何かあった?」
何かあったかと聞かれたら、もちろんいろんなことがあったけれど真白に話せることじゃない。
「何もないわ」
いつものように作り笑いでそう答える。
でも、真白は納得していないみたい。
「ふーん、誤魔化すんだ?」
「別に…真白に話せることじゃないからよ」
そう言って、私はそっぽを向いた。
真白はしばらくジーと私を見てから、口を開いた。
「僕を疑うのはもうやめたの?」
「え…?」
“疑う”…つまり、私が真白を警戒していたのがバレていたということ。
やっぱり真白は一般人じゃないかもしれない。
「ずっとわかってて、私達に近づいていたの?」
「さー、どうでしょう?まあ、僕は全部最初から気がついていたけどね。君がマフィアだってこともね」
真白はそう言って人差し指を私の唇に当てた。
そんなことよりも、マフィアだと気がつかれていたことに驚いている。
「貴方やっぱり真聖——」
「しー。それ以上、僕に踏み込まない方がいいよ?君も奴らに狙われる」
真白は私の言葉を遮って、耳元でそう言った。
奴ら?
一体真白はなんのことを言っているの?
なんとか言葉を出そうとするけど、何も出てこない。
それは、不思議なくらいの静寂が訪れたせいなのかもしれない。
その後真白は何も言わずに、教室から出て行ってしまった。
すると、すぐに体が動くようになった。
一体なんだったのか。
私には理解不能だった。
***
その日の夜会議が終わった後、私はみんなに話をしたいと言った。
そう、真白の言っていたあの言葉の意味を知りたかった。
「どうしたの〜?」
「えっと……その、任務が終わったわ」
「任務っていうと…真聖ノアのことがわかったってこと?」
私はツキのその言葉にゆっくりとうなずいた。
それを見て、みんなが顔を見合わせる。
「それってあの探偵一家のことだよね?誰だったの?」
「…真白斗亜よ。本人から聞いたから間違いない」
実際に口には出さなかったけど、彼はその視線で自分の存在を明かしてくれた。
なぜそうしたのか。
それはきっと、真白が言っていた“奴ら”となにかが関係あるのだろう。
「真白は自分に踏み込むな、奴らに狙われると言ったの。千智と紺凪は何か知ってる?」
親友のふたりなら何か知っていると期待したが、そんなわけがなかった。
だってふたりは、真白が探偵一家であることを知らなかったのだから。
「僕達にも分からないな…。そもそも、真聖家に何があったのかも公開されてないでしょ?」
そう、全てが未知の真聖家。
家族全員が謎の奇病で死亡したと言われており、一族の残りはいない。
そして、その事実は表社会は混乱を起こした。
いないとされていたその生き残りが、真白斗亜ということだろう。
彼のことも調べなければいけないかもしれない。


