裏社会の私と表社会の貴方との境界線

ふぅ…と一息ついてから食事をしにいこうと椅子を立つ。


その瞬間、バンッ!と勢いよく部屋の扉が開かれた。


そこには紫色の髪をツインテールにしている、とてもかわいらしい女の子が立っていた。


その女の子はこちらへ足音も立てずに走ってくる。


これは、マフィアの特徴のひとつである。


けれど、動じずに私はいつものように話す。


「瑠璃華、毎日言ってるでしょ?朝から騒々しくするのをやめてって。頭が痛くなるのよ」


そう、彼女は雨晴瑠璃華。


私の実の妹であり、3つ子の次女である。


もちろん年齢は私と同じ17歳だ。


瑠璃華はぺろっと舌を出して、軽く謝ってきた。


「えへへ、ごめんなさーい。明日からはドアの外で待つよぅ」


私がいつも以上に強く言ったのが効いたのか、素直に言うことを聞いてくれた。


いつもは「いいじゃーん」とか言って言うこと聞かないくせに…。


本当かな?と怪しんで瑠璃華をみていると、さらに金髪の男の子が入ってきた。


そして、男の子はあきれたように言う。