裏社会の私と表社会の貴方との境界線

『カレン、貴女はそのままでいいのよ。何があっても大丈夫。でもいつか…』


ピピピ、ピピピ。


アラーム音のようなよく響く音が聞こえる。


ハッ!


「昔の…夢?朝…か」


起きたばかりだというのに、息切れしている。


夢を見ていただけでで息切れをするなんて、私もまだまだだ。


初めまして、私は雨晴華恋(あめはれかれん)


特徴は少しくるくるしているロングの紫色の髪と瞳、キリッとした目。


そして、私は裏社会のトップグループである雨晴ファミリーのマフィア。


私は雨晴の人間であり、3つ子の弟と妹がいて4人家族。


「さ、今日も予定があるしさっさと支度しましょ」


自分に言い聞かせるようにそう言って、ベッドから軽やかに降りた。


いつものお気に入りの洋服を着て、髪をとかして金髪のウィッグを被る。


ウィッグを被るのは、妹の瑠璃華(るりか)と後ろ姿が似ているので、間違えられないようにするため。


髪色が同じだからね。