裏社会の私と表社会の貴方との境界線

ピピピ、ピピピ。


いつものように、アラーム音が聞こえる。


う、ん…もう朝…?


いつものように重い(まぶた)を開けると、横に誰かいることに気がついた。


おまけに、背中や腰が痛い。


とりあえず体を起こしてから、あたりを見回してみる。


どうやら昨日は遊び倒してみんな床で寝てしまったようだ。


あちこち痛いのはそのせいだろう。


床で寝たんだから、そうなるのは当たり前だ。


アラームが鳴ったということは、今の時刻は8時ということになる。


いつもならば瑠璃華や羅華はとっくに起きている時間だか、疲れて2度寝でもしたのだろう。


全く起きる様子もなく、私の隣で呑気(のんき)にすやすやと眠っている。


「はあ…。全く、しょうがないわね」


そうあきれた声を出したが、思わず笑ってしまう。


今までの人生でこんな風に一夜を過ごしたことはなく、とても新鮮だった。


それが今の私にとっては、すごくすごく嬉しいことだった。