裏社会の私と表社会の貴方との境界線

「大丈夫!僕、体力あるし!」


「ふふっ、そうだったわね。兄弟で1番体力があるのよね、ユキは」


メア家の兄弟7人はそれぞれ特化しているものが違うので、お互いに助け合って任務をしている時もあるそう。


まあ、ごくまれにだそうだが。


大体ひとりで大丈夫っぽいし。


私は立ちっぱなしでは申し訳ないと、3人分椅子を用意した。


それから、座るようにうながす。


「用があるから来たのでしょう?3人とも座って!えっとー、飲み物は紅茶でいいかしら?」


「うん!ありがとう華恋ちゃん!瑠璃華ちゃんも羅華くんも、座ろ〜?」


ユキは気遣いもできるし、明るいしでぶっちゃけ私よりしっかりしてるような気がする。


そのうえ瑠璃華や羅華、私からの信頼も厚いのだ。


みんな実の弟のようにかわいがっている。


「はい、どうぞ〜」


私は入れ終わった紅茶を3人の前に置き、真ん中に砂糖を置いた。


紅茶を一口飲み、ふぅっと息をついてから尋ねる。


「それで、どうしたの?」