サクのことは絶対に怒らせてはダメなのだ。
サクとはこれでも長い付き合いなもんで、それくらい分かる。
「羅華、僕は君達を呼んだ覚えはないんだ。だから、君は少し黙ってくれるかな?」
かすかに微笑むように口角が上がっている。
しかしサクの目は笑っていなくて、この顔が1番恐ろしいと思ってしまった。
「サク兄!そんなに怒らないであげて!ほらほらー、時間ないんでしょ!」
止めに入ってくれたこの明るい男の子は第5王子、ユキ。
ユキは14歳で、目がぱっちりしていて小顔のどこからどう見ても超美少年。
正直、性格的にもメア家の中でユキが1番好き。
「…。そうだね、まぁ始めるか」
やっとやる気になった。
ほんとサクのスイッチの入り方も理解不能。
あきれている私をサクがチラッと見てから、落ちた声で話し始める。
「今回の任務項目は“調査”だよ。表社会の動きを見張ってくれてる人から、メア家と真聖家の両家の血を受け継いだ男がいるかもって報告をもらったんだ」
真聖家っていうのは、誰もが知る超有名な探偵一家。
けれど、今は「呪い」のせいで続々と死んでいってひとりしかいないという噂がある。
まあ、あくまで噂だけれど。
サクとはこれでも長い付き合いなもんで、それくらい分かる。
「羅華、僕は君達を呼んだ覚えはないんだ。だから、君は少し黙ってくれるかな?」
かすかに微笑むように口角が上がっている。
しかしサクの目は笑っていなくて、この顔が1番恐ろしいと思ってしまった。
「サク兄!そんなに怒らないであげて!ほらほらー、時間ないんでしょ!」
止めに入ってくれたこの明るい男の子は第5王子、ユキ。
ユキは14歳で、目がぱっちりしていて小顔のどこからどう見ても超美少年。
正直、性格的にもメア家の中でユキが1番好き。
「…。そうだね、まぁ始めるか」
やっとやる気になった。
ほんとサクのスイッチの入り方も理解不能。
あきれている私をサクがチラッと見てから、落ちた声で話し始める。
「今回の任務項目は“調査”だよ。表社会の動きを見張ってくれてる人から、メア家と真聖家の両家の血を受け継いだ男がいるかもって報告をもらったんだ」
真聖家っていうのは、誰もが知る超有名な探偵一家。
けれど、今は「呪い」のせいで続々と死んでいってひとりしかいないという噂がある。
まあ、あくまで噂だけれど。


