いきたい僕ら

……翌日。

昨日よりはだいぶ痛みはひき、ちょっと……いや、かなり頑張れば1人で起き上がれるようになっていた。

昨日梨杜さんが言っていたことを考えると、今日は多分蒼さん辺りが話を聞きに来るな、と思っていた頃。

病室の扉がノックされた。

「はい。」

返事をすると扉が開き、レンが入ってきた。

「おはようございます、律樹さん。」

「おはよう、レン。それと梨杜さん、蒼さんも。おはようございます。」

立つとまた大変なことになりそうだから、失礼な気はしたが座ったままで。

レンの後ろから来ていた幹部の2人にも声をかけた。

「おはよう。」

「やぁ。元気そうだね。」

蒼さんが軽い調子で声をかけてくる。

「昨日倒れたって聞いたから、もっと死にそうなのかとお、もごもご……」

「蒼くん……?ちょっと外でお話しようか……?」

梨杜さんに口を塞がれて、病室の外へと強制連行されていた。

「大丈夫だと思う?」

一部始終をただ見ていたレンに聞く。

「……ほっときましょう。」

……よし、蒼さん、無事をお祈りしております。

「もう自力で起き上がれるようになったんですね。」

レンがしみじみという感じで言った。

「だいぶ痛むけどね。少しずつでも、できること、増やしていかないと。」

「無理だけはしないでくださいね。」

本当に、心配されてるらしい。