いきたい僕ら

……時が経つにつれて、年齢が上がるにつれて、俺は気づいてきた。

多分律樹はまだわかっていない。

気づかないままでいいとも思う。

「共依存」

俺と律樹の関係は、徐々にその形へと変化していった。

いや、最初からそうだった。

ただ、最近になってその名前を知っただけで。

でもそれでいいと思った。

俺の近くに律樹がいて、律樹の近くに俺がいる。

幼稚園も小学校も学年も違うけど、お互いにお互いがいればいいなんていう、脆い関係で十分だった。

実際、その脆い関係が律樹を生かしたんだ。

ことが起きたのは、俺たちが初めて会った日から3年後のあの日。

10月7日。

律樹の、8歳の誕生日だった。