いきたい僕ら

急に第三者の声が聞こえ、驚いて顔を上げるといつかの神と名乗った男がいた。

「お、まえ……」

「やぁ、久しぶり!」

空間も、いつの間にかあのときと同じ、真っ白な場所に変わっていて、レンや梨杜さんの姿はなかった。

「助けたいんでしょ?彼のこと。」

「助け……られるの?ねえ!救えるの!?」

僕はそいつに詰め寄った。

「もちろん。相応の代償はあるけどね。」

そいつは楽しそうに答えた。

「じゃあお願い!助けてください!彼を……レンを救ってください!!」

「代償はどうする?君がどうなるかわからないよ?」

「いいよ!!!」

僕は叫んでいた。

「僕はどうなってもいいから、レンを助けて……。」

神は少し考えて、そして言った。

「……その願い、外なる神のメッセンジャーたる僕が叶えよう。」

神がそう言った瞬間、辺りは眩い光に包まれた。

最後に、神はこう言った。

「君の熱意に免じて、君も死なない可能性を作ってあげる。運が良ければ、助かるよ。」