いきたい僕ら

初めて、他人に明確な殺意を抱いた。

「……死ね。」

拳銃を取り出し、八神に撃ち込む。

頭、喉、心臓、鳩尾。

1発ずつ、丁寧に撃ち込んだ。

確実に殺せるように。

もう2度と、生き返ることがないように。

残った1発は……。

「律樹、さん……まだ……俺、生きてる……。」

「はっ……ぁ、はぁ……」

……危なかった……。

レンの体は傾いて、床に倒れた。

「レン!助けるから!絶対……守るから!!」

タオルを取り出し、傷口に当てて思い切り押さえた。

「ぐっ……」

レンの顔が痛みに歪む。

「止まって!頼むから、止まってよ!」

言葉に反して、血液はどんどん溢れてくる。

レンの顔も、どんどん青白くなっていき、その瞼が閉じようとしていた。

「ダメだよ!レン!寝ちゃダメ!今寝たら、君死ぬよ?!」

どんどん虚ろになっていく。

「死なないで!まだ……生きて!!」

「……助けてあげようか?」