……こうして、「イーグルサイト」との1回目の会談は終わった。
相手が去ったのを確認してから、急いで本部へと向かう。
その途中、レンに声をかけられた。
「律樹さん、何勝手に決めてんすか?!あんな得体の知れない奴らの本拠地みたいなところに向かうなんて、正気の沙汰じゃないですよ!それも俺とたったの2人で!!一体何考えてるんすか!せめて幹部の指示を待つべきでしたよ!」
どうやら相当怒っているようだ。
「勝手に決めたことは謝るよ。でもあれだけじゃ協力するともしないとも言えない。多少危険でも、何をやっているかくらいは調べないといけないはずだ。」
相手が口を割らないなら尚更。
それに……。
「それに、大体の場所が分かればあとは梨杜さんが全部調べてくれるよ。」
そしたら僕たちの仕事は終わりだ。
話しているうちに本部のエントランスへとやってきた。
受付に行くまでもなく、そこには梨杜さんが腕を組んで立っていた。
これは、もしかして……やばい?
「2人とも、おかえり。」
梨杜さんは優しく微笑んでそういい、僕たちを抱きしめてくれた。
僕たちはされるがままになっていた。
……これは、意外と大丈夫かも?
「梨杜さん、行ってきました……て言っても全部聞いてましたよね?」
万が一のことがないように、あの場には梨杜さんとその部下が何人か、見張に来ていた。
こっちはプロだけど、それに気づいたあいつもプロだ。
思わぬところで実力を見せられて、より警戒する必要が出てきてしまった。
「ああ、聞いていたさ。律樹が馬鹿なことを言ったのもな。」
そう言って僕の頭に軽くチョップを入れた。
「いてっ……」
全然大丈夫じゃなかった。
梨杜さんは眉間に手を当て、見せつけるようにため息をついた。
「はぁ……まあでも、よくやったよ。私でもその交渉はしただろうからね。」
梨杜さんがレンから受け取った資料を見ながら言う。
「うわ、ほんとに何も書いてないじゃん。これ見たら一か八か賭けたくなるのもよくわかる。……でも!これからは勝手に決めるんじゃないよ?」
厳しい声で言われた。
「はい……。」
そして、相手の印象や、詳しい背格好などの報告をし、僕たちは帰ることになった。
帰り際、エントランスを出ようとすると梨杜さんに声をかけられた。
「律樹。」
「はい、なんですか?」
「今年は大丈夫そうか?」
不安げな顔で、そう聞いてきた。
「……レンがいるので、心配ないと思います。」
僕が少し笑って答えると、梨杜さんは安心したような顔になった。
「そうか。でも無理だと思ったら呼ぶんだよ。」
頭にはてなを浮かべているレンをおいて、僕は1度お辞儀をして、外に出た。
相手が去ったのを確認してから、急いで本部へと向かう。
その途中、レンに声をかけられた。
「律樹さん、何勝手に決めてんすか?!あんな得体の知れない奴らの本拠地みたいなところに向かうなんて、正気の沙汰じゃないですよ!それも俺とたったの2人で!!一体何考えてるんすか!せめて幹部の指示を待つべきでしたよ!」
どうやら相当怒っているようだ。
「勝手に決めたことは謝るよ。でもあれだけじゃ協力するともしないとも言えない。多少危険でも、何をやっているかくらいは調べないといけないはずだ。」
相手が口を割らないなら尚更。
それに……。
「それに、大体の場所が分かればあとは梨杜さんが全部調べてくれるよ。」
そしたら僕たちの仕事は終わりだ。
話しているうちに本部のエントランスへとやってきた。
受付に行くまでもなく、そこには梨杜さんが腕を組んで立っていた。
これは、もしかして……やばい?
「2人とも、おかえり。」
梨杜さんは優しく微笑んでそういい、僕たちを抱きしめてくれた。
僕たちはされるがままになっていた。
……これは、意外と大丈夫かも?
「梨杜さん、行ってきました……て言っても全部聞いてましたよね?」
万が一のことがないように、あの場には梨杜さんとその部下が何人か、見張に来ていた。
こっちはプロだけど、それに気づいたあいつもプロだ。
思わぬところで実力を見せられて、より警戒する必要が出てきてしまった。
「ああ、聞いていたさ。律樹が馬鹿なことを言ったのもな。」
そう言って僕の頭に軽くチョップを入れた。
「いてっ……」
全然大丈夫じゃなかった。
梨杜さんは眉間に手を当て、見せつけるようにため息をついた。
「はぁ……まあでも、よくやったよ。私でもその交渉はしただろうからね。」
梨杜さんがレンから受け取った資料を見ながら言う。
「うわ、ほんとに何も書いてないじゃん。これ見たら一か八か賭けたくなるのもよくわかる。……でも!これからは勝手に決めるんじゃないよ?」
厳しい声で言われた。
「はい……。」
そして、相手の印象や、詳しい背格好などの報告をし、僕たちは帰ることになった。
帰り際、エントランスを出ようとすると梨杜さんに声をかけられた。
「律樹。」
「はい、なんですか?」
「今年は大丈夫そうか?」
不安げな顔で、そう聞いてきた。
「……レンがいるので、心配ないと思います。」
僕が少し笑って答えると、梨杜さんは安心したような顔になった。
「そうか。でも無理だと思ったら呼ぶんだよ。」
頭にはてなを浮かべているレンをおいて、僕は1度お辞儀をして、外に出た。

