「……それで、俺たちは何をすればいいんでしょうか?」
考え込んでいる僕の代わりに、レンが尋ねた。
「……明日、そこに行って、会ってきてもらいたい。」
まぁ、そうなるよね……。
「本当はこの蒼が行くはずだったんだけど、こいつ別の予定入れてて……」
「まるで僕が悪いみたいな言い方しないでいいじゃん。2つを天秤にかけた結果だよ。」
「遊びに行くだけだろ!」
梨杜さんのツッコミが冴え渡っている。
2人の会話を遮って、僕は梨杜さんに話を振った。
「あの、梨杜さん。幹部の代わりが僕たちみたいなただの構成員でいいんですか?幹部とまではいかなくても、せめてもうちょっと上の役職の人を行かせるべきだと思うんですけど……。」
もともと幹部クラスを行かせるつもりだったなら、「イーグルサイト」のことはかなり重要視していたはずだ。
情報がないから余計に。
もしかしたらこの顔合わせで危険だと思ったら、潰すことまで考えていたかもしれない。
その辺の判断は僕たちにはできない。
それにレンはともかく、僕は肉弾戦が得意なほうじゃない。
どっちかというと、後方で拳銃を構えた方が強いタイプだ。
もちろん、護身術くらいはできるけど、それだってそこらの中高生よりはできるってレベルだ。
「それがな……」
「上の役職の人はね、みんなおじさんおばさんなんだよ。10代の子供を集めてる組織にそんな人が行ったら、警戒されるのは当たり前。だから君たちに頼みたいんだ。」
言葉に詰まる梨杜さんの代わりに、蒼さんが答えた。
……本当にそれだけなのか?
そんなに年齢にこだわる必要がどこにある?
……そんなもんか。
少し考えて、そう結論を出した。
納得はできないけど、理解はできた。
「……わかりました。明日、行ってきます。……レンもいいね?」
僕が確認すると、レンは大きく頷いた。
「これコピー。それと一応私も近くで見張っているから、これ、つけてってくれ。」
そう言いながら、手紙のコピーと小型のマイクを2つ、渡してきた。
「わかりました。」
僕たちはそれを1つずつ受け取る。
「明日は直接そこに向かって。で、終わったらここにおいで。何事も起きないのが1番いいけど、もし少しでも危ないと思ったら迷わず逃げること。絶対に無理しちゃダメだよ。あとは……」
心配してくれるのは嬉しいけど、引き際は弁えているつもりだ。
「梨杜姉、心配しすぎ。大丈夫だよ、2人とも引き際が分からないほど子供じゃないはずだ。」
長くなるかと思われた梨杜さんの話を、蒼さんがぶった斬ってくれた。
慣れてるな……。
「お前が行っていればこんな心配しないで済んだんだけどな。」
「嘘つけ。梨杜姉は僕が行っても同じくらい心配するよ。」
相性がいいのは分かったけど、これ僕たち帰っていいやつ?
「レン、帰っていいと思う?」
隣で同じく様子を伺っていたレンに声をかけた。
「一言言って、出ましょうか。」
僕は頷いて、いまだに言い合いを続けている2人に声をかけた。
「梨杜さん、蒼さん。他に連絡事項がないなら、僕たち帰ってもいいでしょうか?」
2人の視線が同時にこちらを向く。
冷静に考えて、幹部2人に見つめられるって怖いな。
「ああ、明日健闘を祈るよ。」
「気をつけて行ってきてね。」
それぞれ笑顔でそう言ってくれた。
考え込んでいる僕の代わりに、レンが尋ねた。
「……明日、そこに行って、会ってきてもらいたい。」
まぁ、そうなるよね……。
「本当はこの蒼が行くはずだったんだけど、こいつ別の予定入れてて……」
「まるで僕が悪いみたいな言い方しないでいいじゃん。2つを天秤にかけた結果だよ。」
「遊びに行くだけだろ!」
梨杜さんのツッコミが冴え渡っている。
2人の会話を遮って、僕は梨杜さんに話を振った。
「あの、梨杜さん。幹部の代わりが僕たちみたいなただの構成員でいいんですか?幹部とまではいかなくても、せめてもうちょっと上の役職の人を行かせるべきだと思うんですけど……。」
もともと幹部クラスを行かせるつもりだったなら、「イーグルサイト」のことはかなり重要視していたはずだ。
情報がないから余計に。
もしかしたらこの顔合わせで危険だと思ったら、潰すことまで考えていたかもしれない。
その辺の判断は僕たちにはできない。
それにレンはともかく、僕は肉弾戦が得意なほうじゃない。
どっちかというと、後方で拳銃を構えた方が強いタイプだ。
もちろん、護身術くらいはできるけど、それだってそこらの中高生よりはできるってレベルだ。
「それがな……」
「上の役職の人はね、みんなおじさんおばさんなんだよ。10代の子供を集めてる組織にそんな人が行ったら、警戒されるのは当たり前。だから君たちに頼みたいんだ。」
言葉に詰まる梨杜さんの代わりに、蒼さんが答えた。
……本当にそれだけなのか?
そんなに年齢にこだわる必要がどこにある?
……そんなもんか。
少し考えて、そう結論を出した。
納得はできないけど、理解はできた。
「……わかりました。明日、行ってきます。……レンもいいね?」
僕が確認すると、レンは大きく頷いた。
「これコピー。それと一応私も近くで見張っているから、これ、つけてってくれ。」
そう言いながら、手紙のコピーと小型のマイクを2つ、渡してきた。
「わかりました。」
僕たちはそれを1つずつ受け取る。
「明日は直接そこに向かって。で、終わったらここにおいで。何事も起きないのが1番いいけど、もし少しでも危ないと思ったら迷わず逃げること。絶対に無理しちゃダメだよ。あとは……」
心配してくれるのは嬉しいけど、引き際は弁えているつもりだ。
「梨杜姉、心配しすぎ。大丈夫だよ、2人とも引き際が分からないほど子供じゃないはずだ。」
長くなるかと思われた梨杜さんの話を、蒼さんがぶった斬ってくれた。
慣れてるな……。
「お前が行っていればこんな心配しないで済んだんだけどな。」
「嘘つけ。梨杜姉は僕が行っても同じくらい心配するよ。」
相性がいいのは分かったけど、これ僕たち帰っていいやつ?
「レン、帰っていいと思う?」
隣で同じく様子を伺っていたレンに声をかけた。
「一言言って、出ましょうか。」
僕は頷いて、いまだに言い合いを続けている2人に声をかけた。
「梨杜さん、蒼さん。他に連絡事項がないなら、僕たち帰ってもいいでしょうか?」
2人の視線が同時にこちらを向く。
冷静に考えて、幹部2人に見つめられるって怖いな。
「ああ、明日健闘を祈るよ。」
「気をつけて行ってきてね。」
それぞれ笑顔でそう言ってくれた。

