永遠を糸で縫い留めて

あなたが私に金色の花を見せてくれると言った


冬の花 桜とも梅ともちがう 金の


私は自分では動けないから あなたが私を持ちあげて


そっと枝先まで 


鼻先にふれたもの


蝋梅の