「恭輔ってゆうんだぁ。よろしくね、恭弥くん」
「あ、うん。よろしく、工藤さん」
「いやだなぁ、工藤さんじゃなくて美智瑠でいいよぉ～」
「じゃあ、美智瑠……さんで」
「ハハッ！ウケるぅ～」
「ちょっと美智瑠。新藤君困ってるじゃん」
「あ、凛子～。恭輔くんめちゃ頭いいはずなのに、なんで一般コースにいるのか知りたくなぁい？」
え？そうなの？って、そういうのって結構ワケありなんじゃない？そんなズケズケ聞くようなもんじゃない気がするけど。まあ、美智瑠はこう見えて学力テストとか学年で常に上位にいたし、その前後に新藤君がいたなら美智瑠が新藤君の学力を把握してるのもおかしくはない。美智瑠の学力なら進学コースもしくは特別進学コースもいけたかもしれないのに。
あ、ちなみに私は最下位から数えたほうが早いパターンの頭脳しか持ち合わせてない。ま、やればできるタイプではあるはずなんだけど、『勉強より喧嘩しろ！』っていうイカれた思想を幼少期から叩き込まれていた私。
私も小学生の頃まで“喧嘩は強ければ強いほどかっこいい”とか死ぬほどダッサい思考になってたから、もうその時点で人生詰んだも同じ。基礎が全くできてないから中学でもグダグダ。まあ、高校生になったのを機に喧嘩は絶対にしないのと、勉強頑張ってみよ～的な感じで、要はある意味高校生デビューをしたい私。
「あ、うん。よろしく、工藤さん」
「いやだなぁ、工藤さんじゃなくて美智瑠でいいよぉ～」
「じゃあ、美智瑠……さんで」
「ハハッ！ウケるぅ～」
「ちょっと美智瑠。新藤君困ってるじゃん」
「あ、凛子～。恭輔くんめちゃ頭いいはずなのに、なんで一般コースにいるのか知りたくなぁい？」
え？そうなの？って、そういうのって結構ワケありなんじゃない？そんなズケズケ聞くようなもんじゃない気がするけど。まあ、美智瑠はこう見えて学力テストとか学年で常に上位にいたし、その前後に新藤君がいたなら美智瑠が新藤君の学力を把握してるのもおかしくはない。美智瑠の学力なら進学コースもしくは特別進学コースもいけたかもしれないのに。
あ、ちなみに私は最下位から数えたほうが早いパターンの頭脳しか持ち合わせてない。ま、やればできるタイプではあるはずなんだけど、『勉強より喧嘩しろ！』っていうイカれた思想を幼少期から叩き込まれていた私。
私も小学生の頃まで“喧嘩は強ければ強いほどかっこいい”とか死ぬほどダッサい思考になってたから、もうその時点で人生詰んだも同じ。基礎が全くできてないから中学でもグダグダ。まあ、高校生になったのを機に喧嘩は絶対にしないのと、勉強頑張ってみよ～的な感じで、要はある意味高校生デビューをしたい私。
