「そんなことないわ。楽しそうに花たちのお世話をしてくれているのを見れて、わたしは嬉しいもの」 そう言って校長先生は私の肩をポンポンと優しく叩いてくれるから、自然と笑顔がこぼれた。 「……それで、話を戻すわね。わたしも花が気になって温室は抜きにしても、アーチや庭園の花はやはり一部、台風の影響を受けていたの」 「そうですか……」 何事もないといいな、と思っていたけれど、そうはいかなかったみたい。