花系男子はアナタっ子



──バスに揺られ、自然が多くなって来た道を進み、ゆっくりとバスが停車した。

各々リュックを背負い、班にわかれ、先生たちの説明を受けた私たちは、クラス順に山登りを開始。



「……何で居るの!?」


バスの中ですでに疲れた様子の夢莉くんだったけど、驚いて目を見開いた。


参加しないはずの三年生──橙果くんが、私たちのもとにやって来たからだ。