「アンズ、好き」 和やかな雰囲気に、突然投下されたその言葉。 私は思わず、動きを止めてしまった。 その瞬間、首元でチャリ、と音がした。 首元を見下ろすと、そこには銀色のチェーンに小さなレモン色の宝石がついたネックレスがかかっていた。 レモンくんを見ると、いたずらが成功した子どものような笑みを浮かべて、こう言った。