キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。

「……あ、あの……今って何時ですか?」

「18時だね」

「え……!お、お風呂ですよね!用意しないと……!」


立ちあがろうと前に手を伸ばすと、その手を引かれて理人くんの腕の中に閉じ込められてしまった。


「り、理人くん……?」

「……ごめん、本当に怖かったんだ。また玲奈がどこかに行っちゃうんじゃないかって……」

「ごめんなさい、でも大丈夫ですから……!理人様、お腹空いちゃいますよね。だから、準備させてください」

「……わかったよ、ありがとう……」


複雑そうな顔をしながら、どうにか微笑んだ理人様は私を大人しく解放してくれた。