「先生、これって……」
「久しぶりにこんな点数見たわ」
「はぁー」と、大きくため息をつく先生。
わたしの手元のテストには赤ペンで二十八点の文字。
英律学園は全て善意の資金で賄っている学校。だからこそ、勉強に対しては特別厳しい決まりがある。
それは、中間や期末など大きなテストで三十点以下を取った者は退学になるというもの。
終わった……。
あれだけ一生懸命勉強して入学したのに。
全部、無駄になっちゃった……。
じわじわと涙が浮かんできて、顔を隠すように俯いた時だった。
「まだチャンスは残ってるわよ。パートナー制度があるから」
「パートナー制度……?」
パッと顔を上げたわたしに、先生はこくんと頷いた。



