ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


「天野も……照れ……てる?」

「そうだけど何?悪い?」


口調は強いけど天野が照れてるのを認めるなんて珍しい。

この前なんか照れを隠してたぐらいなのに。



「ふふっ、いつもツンケンしてるのに…今日の天野はなんか拗ねた猫みたい」


「それは蒼井もな」

「…私はいつも素直だけど?」


跳ね返ってきた言葉にすぐ反応する。


やっぱりこうでなくちゃ。

昨日まで落ち込んでいた気持ちはとっくのとうに吹っ飛んでいた。



「…蒼井、今度二人で遊びに行かないか?」

「えっ!」


「最近話せてなくて俺もなんか寂しいというか嫌だし。二人で遊べば沢山話せるだろ」



行きたい行きたいっ!

天野が誘ってくれるなんて!



「行く!絶対行く!いつでも暇だよ!」


「張り切りすぎ。今週の日曜日とかどうだ?」


「空いてるよ!」


「んじゃその日にするか」


やったやった!二人で遊びに行けるなんて。


でもよく考えたらこれって…



「……“デート“楽しみにしてる」



そうだよね!デートですよね!!

男女二人が休日に会うなんてデート以外何でもないもん!


「私も楽しみ!」


わくわくが抑えられなかった。