翌日。
私はいつもより早く起きて、学校へ行く準備をした。
といっても、ちょっとだけ予定より遅れてしまったから急いで家を出る。
早く行って、少しでも多く天野と話したい…!
そんな思いを抱えながら、学校まで駆け足で向かった。
「ふぅ…」
時計を確認すると今は8時。
よかった…遅れた分は走ったおかげで縮まった…
息を整え、乱れた前髪を整える。
…よし!
準備は万端!入ったら、早速天野に話しかけるぞ…!
気合いを入れて教室に入ろうとした時。
「ーー天野くん、好きです…!私と付き合ってください!」
七瀬さんの声が聞こえた。
もしかして、今日が告白の…日?
こんな朝早くから…?
……七瀬さんも、私と同じで朝なら天野一人だけだと思ったのかもしれない。
だから今、誰もいないうちに告白をしているのだろう。
あぁ…色々と先越されちゃったな…


