「あっ!…その手紙捨てたり破いたりしないでね!あと、呼び出し行かないとか…」
「俺をどんな最低野郎だと思ってんだよ。言われなくてもそんなことしない」
余計なお世話だと言って顔をしかめる。
だってさっきまで天野、クラスの女子が集まっててうざがってたから、そんなことしちゃうんじゃないかと思っちゃった。
ノリの良いツッコミに、あははっと笑う。
そういえばさっきまで天野と話せてなくて落ち込んでたけど、今はすっごく楽しい。
やっぱり天野といるといつもの調子でいられるなぁ。
「じゃ、俺食堂行くから」
「え、ちょ……」
あぁ……せっかく話せたのに…
あっさり天野は行ってしまった。
もうちょっと話していたかったな……
って私、わがまますぎかな。
今まで話す回数とか気にしてなかったのに。
いつもの天野とのキレのいい会話が少なくて物寂しい。
全然、話し足りないよ……


