ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


昼休み。


私はいつ天野にこの手紙を渡そうか、タイミングを見計らっていた。



だって…!


授業が終わる度に、女子たちが天野の前に集まってくるんだもん。

そんな中、話しかけれるわけないじゃん!



「はぁ……」


可愛らしい便箋に目をやる。


七瀬さん、告白するんだよね……


はぁ……



今日私、何回ため息ついたんだろうってぐらい落ち込んでるや…


ああ…天野から話かけてきてくれないかな…。


そしたら、手紙渡せるのに。



昼に渡すのは諦めて、帰りとかにしようかな。


お腹も空いたことだし…!


そう思って購買に向かおうと廊下に出たら


「あ」


「…あ!」


この前クラスに来ていた天野の友達だ…!


「翔って今…見るからに忙しそうだ…ね」


「うん、最近なんか女子達から人気出てるみたいで……何か用があったの?」


「ああ、お昼誘いにね。っていうか、蒼井さん顔色悪そうだけど大丈夫?」



え、まだ私の顔死んでる…!?