「大丈夫だって、ツンな王子様は絶対なぎにしか興味無いから」
ツンな王子様って……
ゆあちゃんは全力で励ましてくれる。
でもその自信はどこから……?!
この前、天野はまだちゃんと気持ちを伝えられないと言っていた。
つまり、まだ完全には好きという気持ちでは無いということ。
ってことは、いつでも嫌いになったり興味を無くすことだってありえるんだよね……。
あぁ……私だけを見ててほしいよ…。
って私、天野のこと好きすぎでは……
「…ゆあちゃん、私メンタル駄目かもしれない」
「え?!どうした急に……よしよし、そんななぎにはお菓子でもあげよう」
わ~い!
ゆあちゃんお菓子をくれて、少し元気が出た。
「ほんと、単純ね…まぁ、そこが可愛いんだけど」
「へへっ!ゆあちゃんありがと!」
お菓子で元気になっているところ、私たちのところにクラスの女子が一人来た。
「蒼井さん、ちょっといいかな?」
話しかけてきたのは、クラスで可愛いと言われている七瀬茜さん。
どうしたの?と聞くとちょっと廊下に来て、と言われてついて行った。


