ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。

~天野side~



...今日は蒼井の様子がおかしい。



朝はまぁ少しキョドってたけど、それ以外は普通だった。


なのに体育が終わったあとからやけに変だ。



プリントは配らないわ、話しかけても避けるわ、頭痛を理由に保健室にいくわ。


...絶対あれ仮病だろ。



俺から逃れるための口実だろうけど一応、顔は赤かったから少しは心配した。


何が理由でそんなに俺の事を避けてるのか、その話がしたいから保健室に行ったけど。


既に蒼井は戻っていた。



くそ...逃げ足の早いやつ...。


俺、なんかしたか?


まぁこの前の放課後、やり過ぎたとは思ってるけど...。


俺に襲われるのが怖かったから避けてる...とか。



いやないな、帰りに担いだ時特に嫌がってる様子はなかったし。



「はぁ......」



蒼井に嫌われたとしたら、なんて考える自分がいた。


まさかそんなことは無いだろうと思いたい。


というか、嫌われたくないって......完全に蒼井のこと...。


いや、早まるのはやめよう。