「はい、じゃあ今日はここまでなー」
やっと...やっと授業が終わったー...!
立ち上がってゆあちゃんのところに行こうとした時。
「蒼井」
天野の声がすると同時に体がビクッとしてしまった。
「なぁっ...何?」
油断していたせいで、またもや変に返事してしまう。
「...やっぱ今日変だろ」
「へへ変じゃないよ...?」
どう見てもおかしいだろ、と言いそうな顔でこちらを見つめてくる。
天野はいつもと変わらず、涼しい顔をしている。
「なんかあっ...」
「ご、ごめん!ゆあちゃんのとこ行かなきゃ!じゃあね」
「っておい...」
天野の話も聞かずに逃げてしまった。
………天野はなんとも思ってないわけ...?
あんなこと散々私にしたのに……。


