「お前部活入ってないだろ?やってくれないか?」
「…分かりました」
ってまた天野とかい!
今日は天野と関わることが多い気がする。
彼は表情も変えずに淡々と返答した。
「これ全部、旧校舎の2階の一番奥の部屋に持ってって欲しい。はいこれそこの鍵」
そう言って教室の鍵を渡される。
「多くないですか…しかも遠い」
「悪い。でもこれから会議でよ。真面目な二人ならやってくれると信じてるからさ。今度飲み物でも奢ってやるよ」
「ほんとですか?」
「まじですか」
奢りという言葉に反応する私達。
「おう。てかお前ら仲良かったんだな。」
「あはは…」
軽く笑って誤魔化す。
「じゃ、頼むわ。終わったら勝手に帰っていいからな」
そう言って先生は会議に行ってしまった。


