ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


...は?え?天野?


さっき戻るって言ってたのになんで屋上にいるの?!

一旦入るのはやめてドアの裏に身を隠してしまった。



「そんな訳ないだろ。俺は襲ったんだぞ?」



誰かと話しているのが聞こえる。


気になってこっそりドアの隙間から覗いてみた。



「え...」



もう一人の顔が見え、驚いて何も言うことが出来なかった。


天野と屋上で会話してるのは金城くんだった。



え、いやさっき三人で話してたよね?!

なんで今度は二人で話してるの?!



驚きすぎて大きな声が出そうになったが、バレないように手で口を覆う。



そして二人の会話に耳を傾けた。



「だから言ってるだろ。俺が蒼井を好き?絶対ないな」


「じゃあなんで蒼井に忠告したんだよ」


「それはあいつが純粋だから、一応のため...」


「他の男から守りたかったんだろ?」



そう言われた金城くんは黙ってしまった。