ツンデレ王子の溺愛が甘すぎる。


お昼。

ゆあちゃんは部活の子に呼ばれているようで、今日は一人で食べることに。


購買で何か買ってこう。


お弁当は一応あるが、何か飲みたい気分。

そう思い、席から立ち上がって廊下に出た。



購買に向かって歩いていると、目の前から金城くんがやってくる。



…気まずい。


昨日のことを思い出すとまっすぐ前を向けなくて顔を下げてしまう。


なんとかスルーして通り過ぎるつもりだったけれど。


私の目の前で彼は立ち止まった。



「...蒼井さん」



名前を呼ばれた瞬間、絶対昨日のことを言われると確信した。


怒ってるかな...それともまた...。

...顔を見るのが怖い。



ぐっと拳を握って、身構えてたら。



「昨日は、本当にごめん!」



金城くんは頭を下げてそう言った。