「あんま凪沙に変なこと吹き込むなよ」
「あ、翔おはよ!」
今日は珍しく遅めの登校。
夏休み終わる直前に、ちょっと風邪ひいたって言ってたしゆっくりきたのかも。
「え?その感じしてないの?」
「ちょっと祐介!!」
「…してない」
「???えっと?」
私一人が置いてかれてる気がする……!
私の頭の中にはずっと?マークがあった。
「も、もうこの話終わり!!時間だから席つこ!祐介は帰れ!」
「えー」
荻くんはゆあちゃんに押されて戻っていってしまった。
「やっぱり二人は仲良しだね。翔」
「……鈍感なのか、なんも知らないのか、ただ馬鹿なのか……」
「えっ?なに?喧嘩売られてる、これ?」
「いや、何でもない」
結局みんながなんの話をしているのか、さっぱりわからなかった。


